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 受注量 データ集計単位時間
平均受注件数 件数・標準偏差
平均受注量/件 量/件・標準偏差
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平均納入リードタイム 標準偏差
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発注サイクル目安 安全係数
発注方式 STI基礎値 SSTI
定量発注;発注量
定期発注;発注間隔
定件発注;定件数

必要在庫量(流動インベントリーの大きさ)の試算 

このコーナーでは、受注量、納入リードタイム、発注方式(定量、定期、定件)などの条件を入れて、必要な流動インベントリーの大きさ(SSTI;Size of Streaming Inventory)を簡単に計算するテーブルを用意しております。STIC発注方式に基づいておりますので、STIC発注方式に不案内の方は「在庫管理」「在庫管理;STICの定理」「STIC発注方式」等をあらかじめ通読されることをお勧めします。

テーブルの内容を簡単に説明します。

[受注量]
dia データ集計単位時間;例えば、受注量を毎日集計していれば、1日が集計時間単位になります。週ごとにまとめていれば1週間、月ごとにまとめていれば1カ月となります。
dia 平均受注件数;単位時間ごとに集計した受注件数の平均です。
dia 受注件数の標準偏差;単位時間ごとに集計した受注件数の標準偏差です。
dia 平均受注量/件;受注1件ごとの受注量の平均です。受注件数集計データと同じデータで算出することが望ましい。
dia 受注量/件の標準偏差;受注1件ごとの受注量の標準偏差です。

[納入リードタイム] 発注してから入庫されるまでの時間
dia 平均納入リードタイム;納入リードタイムの平均を入力します。データ集計単位時間と同じ時間単位を使います。
dia 納入リードタイムの標準偏差;納入リードタイムがバラツク場合、その標準偏差を入力してください。バラツキがない場合は、0を入力してください。

注記)ここでは、バラツキを標準偏差で捉えましたが、分散や変動係数のデータがあれば、次の式で標準偏差に変換できます。

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[計算実行]
dia 安全係数;欠品率を考慮して安全係数を決めます。安全係数と欠品率の1例を表1に示します。

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表1 安全係数と欠品率の1例

dia 発注サイクル目安;どの程度の頻度で発注しているか、したいか、現状や経験を参考に適当な値を入力します。当りをつけるためですので、おおよそで良いと思います。時間の単位はデータ集計時間単位に合わせてください。
dia 条件反映:このボタンをクリックすると、「定量発注」「定期発注」「定件発注」のそれぞれの覧に「発注サイクル目安」と同等の「発注量」「発注間隔」「定件数」が反映されます。「発注サイクル目安」→「条件反映」を使わない場合は個別に入力することができます。
dia 定量発注:定量発注量を入力します。
dia 定期発注:発注間隔(発注サイクル)を入力します。 データ集計単位時間と同じ時間単位を使います。
dia 定件発注:定件数を入力します。

定量、定期、定件の3方式を同時に比較できますが、不必要な発注方式には0を入れておいてください。

[計算実行]をクリックしますと、[STI基礎値][SSTI]のコラムに計算結果が表示されます。[リセット]で初期状態に戻ります。

「STI基礎値」は各要素に変動がまったくない場合の必要流動インベントリー(STI)です。納入リードタイムと発注のまとめ(定量、定期、定件)を賄うのに必要なインベントリーですので、STI基礎値としています。受注件数、受注量/件、納入リードタイムが変動する場合、それをカバーするためインベントリーを加える必要があります。それをSTI基礎値に加えて流動インベントリーの大きさ(SSTI)を計算します。

現状と比較する場合、(在庫+発注残)の最大値とSSTIを比べてください。

<使用例>

下記の条件で[STI基礎値]と[ SSTI]を計算してみます。
・データ集計時間単位;1日(24時間)
・受注件数;平均2件/日、その標準偏差;1.41
・受注1件の数量;平均5個、その標準偏差;1.25
・納入リードタイム日数;10日一定
・発注サイクル目安;4日

次のように入力します。
[データ集計単位時間;1]
[平均受注件数;2]   [件数・標準偏差;1.41]
[平均受注量/件;5]   [量/件・標準偏差;1.25]
[納入リードタイム;10]  [標準偏差;0]

[発注サイクル目安;4] を入力し、[条件反映]をクリックすると、下欄に次のような値が表示されます。
[定量発注;発注量 40.0]
[定期発注;発注間隔 4.0]
[定件発注;定件数 8.0]

発注サイクルが4日と同等の定量発注の発注量は4(日)x2(件/日)x5(個/件)=40(個)、定件発注の定件数は4(日)x2(件/日)=8(件)、という計算をしています。もちろん任意の数値を入れることもできます。

次に[安全係数 3]を設定し、[計算実行]をクリックすると表2に示すような計算結果が表示されます。

 
STI基礎値SSTI
定量発注146.9215.8
定期発注140.0221.6
定件発注140.0209.8

表2 計算結果の例

時間単位を日(day)ではなくて時間(hour)にするときは、時間関連の下記項目はすべて時間単位に変更する必要があります。
[データ集計単位時間;24]
[納入リードタイム;240]  [標準偏差;0]
[発注サイクル目安;96]
[定期発注;発注間隔 96.0]

使ってみて、不具合等ございましたら、info@tocken.com まで連絡ください。